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IPv4とIPv6の違いを通信速度の観点から初心者にわかるように解説

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この記事でわかること

 

・IPv4とIPv6の違いを通信速度の観点で解説する。

・IPv6だと混雑する経路をさけて通信できる。

・IPv6が使えるおすすめのサービスを紹介。

先日、日本のIPv4アドレスが完全に枯渇するのは3年後という予測がニュースになっていました。

IPv4のアドレスが枯渇するということは、もう20年以上前から言われていたことです。

関連:日本のIPv4アドレス完全枯渇、ズバリ「3年後」

上記のようにニュースでも出てきますので、最近IPv4とIPv6という言葉を目にすることが増えてきたのではないでしょうか。

そして、この記事を読んでいるということは「その違いが何なのか、よくわからないんだよね。。。」ということでしょうか。

私はIPv4とIP6の違いを尋ねられると、説明する際に一瞬ちゅうちょすることがあります。

それは『どのレベルで知りたい』と思っているのか、それぞれバラつきがあるからです。

ですが、近年IPv4とIPv6の違いを求めている方に多いのは『ネットの通信速度』における点を求められている方が多いと感じます。

そのため、この記事では『ネットの通信速度における IPv4とIPv6の違い』に焦点をあてて説明します。

また、IPアドレスうんぬんとか、高度な技術的なものではなく、一般家庭でのインターネット利用者、初心者に向けて、かみ砕いた説明を心がけたいと思います。

⇒ IPv4とIPv6どちらで接続しているか確認する方法&速度測定方法

IPv4とIPv6のIPアドレスの違いについて知りたいという方はこちらを参照ください。

関連:インターネット10分講座:IPv6

この記事ではIPv4とIPv6の速度に関して「おおまかに理解」することを前提で書いていますので、詳しい方からすれば「細かく言えばそれは違うよ」という部分があります。「どうしても気になる」という点があれば、巻末のコメント欄でご指摘いただければ幸いです。

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通信速度におけるIPv4とIPv6の違い

通信速度におけるIPv4とIPv6の違い

通信速度におけるIPv4とIPv6の違い

 

・IPv4とIPv6で速度がかわるわけではない。

・IPv6が速いと言われるのは通信の混雑を回避できるから。

・IPv6が使えるお勧めのサービスを紹介

IPv4とIPv6の違いを通信速度の点で解説する。

IPv4とIPv6の違いを通信速度の点で解説する。

 

・IPv4とIPv6は速度はかわらない。

・NTTの光回線網の性能が速度の上限。

・IPv4とIPv6どちらでつなげられるかはプロバイダのサービスによる。

まず知っておいてもらいたいこととして、IPv4と比べてIPv6の方が速度が速いということではありません。

最大のポイントはIPv6だと通信が混雑する経路を回避できるということです。

本来はIPv4の光のインターネットでも速度は出るはずなのですが、近年の利用者増加に伴い、利用者の多い週末や夜間の時間帯のみならず、昼間でも混雑の傾向があります。

速度の上限はNTT東西の光回線網の性能にかかっています。現状は1Gbpsが上限です。

関連:10Gbps対応のフレッツ光、NTT西日本も4月から提供予定

【追記】

⇒ ついに発表!「フレッツ 光クロス」NTTの10Gbps対応サービス

では、なぜNTT東西の性能は1Gbpsなのに速度が出ないのか。それには通信方式とプロバイダの設備が関わってきます。

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従来からみなさんが使っているNTTの光回線のインターネットは「IPv4」と呼ばれています。

一方、近年普及してきているのは「IPv6」といいます。

従来はNTTの光回線で「IPv4」による快適な通信速度で利用が出来ていました。当初は上限が100Mbps、そこから200Mbpsと上がり、2020年1月現在は1Gpbsが上限となります。

ですが、だんだん「IPv4」で光のインターネットを利用する方が増えくると、通信が混雑してNTTの光の設備の上限ほどの速度が出なくなってきたのです。

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そこで、NTTの光の設備では「IPv4」以外に「IPv6」で通信できる設備が元々備えられていて、その「IPv6」の設備を使ってインターネットを利用できる環境への移行がすすめられてきたわけです。

このNTTの設備である「IPv4」と「IPv6」に速度の違いはありません。どちらも上限の速度は「1Gbps」です。(2020年1月時点)

利用者側で「IPv4」と「IPv6」を使いわけるには、ご自宅で利用するルータから、外のインターネットへ抜ける経路を変えなければなりません。

この経路はプロバイダとの契約で「IPv4」と「IPv6」どちらに対応したサービスを選ぶかで変わってくるのです。

IPv6だと混雑する経路をさけて通信できる。

IPv6だと混雑する経路をさけて通信できる。

IPv6だと混雑する経路をさけて通信できる。

 

・混雑を避けれるのは「IPv6 IPoE」。

・IPv6でネットが見れるのはIPv6対応サイトのみ。

・IPv6に対応していないサイトはIPv4 over IPv6で見れる。

混雑を避けれるのは「IPv6 IPoE」。

前の章で「IPv4」と「IPv6」自体は速度は変わらないこと、「IPv4」が混雑しだしたこと、プロバイダのサービスで「IPv4」とは別の設備を使った「IPv6」対応のサービスを選べることを伝えました。

では、この章では「IPv6」を選択するとどうして良いのかをお伝えしていきます。

「IPv6」の設備を使えば、従来の「IPv4」で混雑した経路とは異なる、混雑しにくい経路を通ってインターネットを利用することができます。

よく言われるのは車が通る道路をインターネットの通信経路に例えて表現されます。

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簡単に言えば、通常の道路は混んでいるけど、バイパスだと複数の車線があり、渋滞にかかることなくスムーズに進める。そんなイメージです。

この、混んでいない経路を通れるのが「IPv6」となり、通信方式で言うと「IPv6 IPoE」となります。

ただ、「IPv6」でインターネットを見れるのは「IPv6」に対応したサイトだけです。せっかく混雑した経路を抜けて、快適にインターネットを利用しようと思っても「IPv6」に対応したサイトがないとインターネットを見ることができません。

今、「IPv6」に対応したサイトというのは非常に少ないです。代表的なものだと「Google」、「Youtube」、「Facebook」その他だと一部プロバイダのホームページ程度でしょうか。

これだとせっかく「IPv6」にしたメリットがあまりないですね。

でも、心配しないでください。「IPv6」でも「IPv4」のサイトを見る仕組みがあります。

それが「IPv4 over IPv6」です。

なんだか、難しそうな言葉が増えてきました。でも大丈夫、簡単に言えば「IPv4 over IPv6」は「IPv6」の混雑しにくい経路を通って、「IPv4」のサイトが見れるんです。

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「IPv4」から「IPv6」へ推移していくのに伴い、見れないサイトがあると、スムーズに移行できません。そのため、利用者側に不便がないようにインターネットの閲覧ができる仕組みもキチンと整備されているわけです。

IPv6が使えるおすすめのサービスを紹介。

IPv6が使えるおすすめのサービスを紹介。

ここまで「IPv6」と「IPv4」について説明をしてきましたが、ここでは肝心の「IPv6」のサービスを提供している会社を紹介します。

IPv6が使えるおすすめのサービスを紹介。

 

・新たにIPv6に対応の光コラボで契約するなら「DTI光」をおすすめ。

・IPv6対応に対応した光コラボの事業者変更なら「So-net光プラス」をおすすめ。

・光回線を上手に乗り換えて固定費を削減。

⇒ IPv6に対応した通信サービス「NURO光」85,000円の特典もあり

▼光コラボ(光コラボレーション)とは

NTT東西が提供する光の設備を卸して、プロバイダなどが、光の回線とプロバイダサービスをセットで提供するものです。

現在はこの光コラボが主流のサービスとなっています。

▼事業者変更とは

光コラボの契約で利用している光回線の設備をそのままに、他社の光コラボへ乗り換えれる制度です。設備をそのまま使うので光の工事費用がかかりません。

新たに光コラボで契約するなら「DTI光」をおすすめ。

私は新たに光コラボで「IPv6」対応のサービスを使いたいなら、「DTI光」をおすすめします。

なぜお勧めするかというと、始めに工事費などの初期費用の支払いは必要ですがキャッシュバックのキャンペーンをしているのであとからお金が戻ってくるからです。

また、「DTI光」は契約期間の縛りがないので、いつ解約しても違約金がかかりません。そのため、サービスが合わないと思えば解約して、他社に乗り換えればよいのです。

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光コラボの事業者変更なら「So-net光プラス」がおすすめ。

すでに光コラボを使っているという方であれば、「So-net光プラス」への「事業者変更」をお勧めします。

⇒ 事業者変更でSo-net光プラスに乗り換えをおすすめする理由

他社の光コラボから「事業者変更」で乗り換えると、手数料がかかるのはデメリットですが、「So-net光プラス」をお勧めするメリットとしては、最初の3年間で54,000円~割引が受けられるからです。

光回線を上手に乗り換えて固定費を削減。

インターネットの通信費は毎月かかる費用なので、固定費の中でも年間でみると結構な負担となります。

そこで、上記でお伝えした「事業者変更」の制度を使うと、光の設備をそのままに光コラボの乗換が可能なため、この制度と各社のキャンペーンを上手に活用すると通信費の削減が可能です。

「事業者変更」と「キャンペーン」を使った固定費削減のライフハックを紹介しています。

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おすすめのIPv6対応 光サービス

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IPv4とIPv6の違い まとめ

IPv4とIPv6の違い まとめ

この記事で伝えたこと

 

・IPv4とIPv6の速度の違いはない。

・IPv4は混雑して遅い。IPv6は混雑しない経路を通るので従来の光の速度を体験できる。

・混雑しない経路を通ってインターネットが使えるのは「IPv6 IPoE」

・「IPv4 over IPv6」ならIPv6の経路でIPv4のサイトも見ることができる。

・光コラボで初めてIPv6を使うなら「DTI光」がおすすめ。

・光コラボで事業者変更の乗り換えをするなら「So-net光プラス」がおすすめ。

IPv4とIPv6の違いをもっと詳しい観点で知りたいという方は以下の記事を参考にしてみてください。この記事と違い、グンと難しい用語が飛び交いますので『初心者閲覧注意』です。

関連:IPv4とIPv6の違い 

らくだけどうし

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ネット回線アドバイザー

情報通信業に勤める牛 情報通信業で日頃からお客様の相談を受けているからこそ伝えられる、安くて速いネット回線の本物の情報を発信しています。

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