私は本業では通信業に勤めて15年になり、日々、お客様からのネットに関する相談を受け、インターネットの利用についてアドバイスをしています。
今回は「v6プラス」を使いたいけど、ワケあって光コラボレーションでのセット契約が利用できず、フレッツ光回線で「v6プラス」を利用したいという方へその方法をお伝えします。
v6プラスは多くの場合、プロバイダが光コラボレーションの仕組みを使って、光回線とプロバイダサービスをセットで提供しているプランでしか利用できない場合がほとんどです。
ですが、光コラボレーションの契約をしなくても、フレッツ光の回線でv6プラスを使う方法があります。
それは、フレッツ光回線で「v6プラス」を使うにはプロバイダ単独で「v6プラス」のサービスを提供している会社、「GMOとくとくBBのフレッツ光 IPv6」などと契約すればOKです。
ここではフレッツ光回線でv6プラスを使うための、注意事項や申込方法をお伝えします。
✅ フレッツ光回線でv6プラスを使う方法
✅ v6プラスを単独で契約可能なプロバイダ
✅ おすすめはGMOとくとくBBの「フレッツ光 v6プラス」
✅ v6プラス対応のルータはレンタル?購入?
✅ 申込の条件と流れ
▼v6プラスとは
引用:https://gmobb.jp/lp/flets_v6plus/
タップできる目次
フレッツ光回線でv6プラスを使うには、v6プラスを単独で提供しているプロバイダと契約すればOK
v6プラスは多くのプロバイダで光回線とプロバイダーサービスをセットで提供する光コラボレーションでのみ提供しているところが多いです。
ですが、ワケあって、NTT東西とのフレッツ光の契約から光コラボのサービスに変更できないという方から、どうにかv6プラスを使う方法がないかと相談を一定数受けます。
そんな方たちのために、v6プラスだけを単独で提供するプロバイダも存在します。
v6プラスを単独で契約すれば光コラボの申込をしなくても、フレッツ光の契約とv6プラス単独のプロバイダ契約をすることで、v6プラスで利用することが可能です。
▼速度も測定しながら、自分がIPv6かIPv4で接続しているか調べる方法
v6プラスを単独で提供しているプロバイダ おすすめは「GMOとくとくBB の フレッツ光 v6プラス」
前章ではv6プラスを単独で提供しているプロバイダと契約することで、フレッツ光でもv6プラスが利用可能なことをお伝えしました。
ではv6プラスを単独で提供するプロバイダはどこがあるのでしょう。
v6プラスを単独で提供するプロバイダは以下の通りです。
▼IPv6サービス(v6プラス)のプロバイダ単独提供元
プロバイダ名 | IPv6規格 | 料金 | 支払方法 | |
クレジットカード | 口座振替 | |||
GMOとくとくBB フレッツ光v6プラス | v6プラス | 1090円(税込)※レンタルルータ込みの価格 | 〇 | × |
Gaming+(ゲーミングプラス) | v6プラス | 3278円(税込) | 〇 | 〇※法人名義口座は不可 |
極 | IPv6高速ハイブリッドIPv6IPoE+IPv4 | 1738円(税込) | 〇 | 〇※法人名義口座は不可 |
かもめインターネット | v6プラス | 2410円(税込) | 〇 | 〇 |
※別途NTT東西のフレッツ光の契約、月額料金が必応です。
ここではv6プラスの他、v6プラスと同等のIPv6のサービスを提供するプロバイダも合わせてあげました。
ご覧の通り「GMOとくとくBB」が断トツの安さです。
「GMOとくとくBB」は光コラボの回線でv6プラスを提供する一方で、フレッツ光と合わせて利用するプロバイダサービス単独でのv6プラスも提供しています。
IPv6の普及のために、プロバイダサービス単独でのv6プラスも提供することにしたとするインタビュー記事を読んだことがあります。
素晴らしい企業ですね。料金も抑えてしかもv6プラス対応ルータのレンタル料金も含めてこの安さです。
また、v6プラスはVNEが「日本ネットワークイネイブラー」となり、各社にv6プラスを卸して提供をしていて、GMOとくとくBBもその一社ということになります。
【VNEとは】
IPv6のサービスを使うために必要な設備を運用する業者です。
必ずどこのプロバイダもVNE事業者を通します。
なかにはプロバイダ自体が自社設備でVNE事業を運用しているところもあります。
v6プラスの品質はどのプロバイダで契約しても変わりません。
そのため、料金も安い GMOとくとくBBでの申込をおすすめします。
すでに他のプロバイダで契約がある場合はプロバイダの乗換になりますので、忘れずに必要な手続きをとりましょう。
GMOとくとくBBのフレッツ光 v6プラスの速度はどれくらい出るの?
通信速度は上り下り、規格上1Gpbsとなっていますが、実際どのくらいの速度が出るのでしょうか。
GMOではv6プラスでの全国、各都道府県毎の平均速度を公開しています。
この記事を執筆時点では全国平均で次の速度が出ていました。
▼GMOとくとくBB v6プラス 全国平均速度
引用:https://gmobb.jp/lp/flets_v6plus/
この速度ならしっかり出ていると言えます。
気になる方は各都道府県の速度も調べてみてください
GMOとくとくBBなら v6プラス対応ルータはレンタルで利用可能。こだわりたいなら自分で購入したルータの利用も可能
v6プラスを利用するためにはv6プラス対応ルータが必須となります。
GMOとくとくBBの「フレッツ光 v6プラス」でv6プラスを申込すると必ずv6プラス対応ルータがレンタルとなります。
もし、自前のv6プラス対応ルータで利用したい方は、自分で用意したv6プラス対応ルータをつなげて、GMOとくとくBBから提供されるルータは保管しておくという方法もあります。
また、レンタル品のルータを中継器として使うこともできますね。
自前でルーターを用意したい方は必ず「v6プラス」対応のものを用意してください。
▼通信事業者がおすすめする v6プラス対応 Wi-Fiルータはこちら
【2020】通信事業者がおすすめするWi-Fiルータ|メッシュ|IPv6|Wi-Fi6|Wi-Fi5|
v6プラスの特別な設定は不要 v6プラス対応ルータを配線するだけ
v6プラスの設定は「回線認証方式」をとっていますので、IDやパスワードの入力は不要です。
v6プラスに対応したルータを配線するだけで、自動的にv6プラスの通信を認識して利用できます。
GMOとくとくBBではv6プラスに対応したルータが必ず提供されますので、申込したけど、つなげられない、なんて心配は不要です。
自前でv6プラス対応のルータを用意される方も、基本は配線するだけで自動でv6プラスの通信を認識するので簡単です。
GMOとくとくBBでv6プラス単独のプロバイダ契約をするための条件として、フレッツ光回線が必須
v6プラスの単独プロバイダ契約をするためには、前提としてNTT東西のフレッツ光回線の契約が必要です。
✅NTTお客様ID(CAFで始まる13桁の番号・COPで始まる11桁の番号)
※NTTお客様IDがわからない場合はNTT東西に問い合わせが必要です。
引用:https://gmobb.jp/lp/flets_v6plus/
GMOとくとくBBの「フレッツ光 v6プラス」申込の流れ
以下からGMOとくとくBB 「フレッツ光 v6プラス」のサービスを申し込みます。
GMOとくとくBBは他にも光コラボのサービスも提供しているので、申込するサービスを間違えないように気を付けましょう。
▼申込の流れ
引用:https://gmobb.jp/lp/flets_v6plus/
フレッツ光とv6プラス対応プロバイダの契約でネットの混雑時も快適な利用
今回はフレッツ光回線で利用できるv6プラス対応プロバイダの情報をお伝えしました。
✅ フレッツ光回線でv6プラスを使う方法
✅ v6プラスを単独で契約可能なプロバイダ
✅ おすすめはGMOとくとくBBの「フレッツ光 v6プラス」
✅ v6プラス対応のルータはレンタルでも自前で用意してもOK
✅ 申込するなら事前にNTTのフレッツ光の契約が必要
なかでもおすすめは GMOとくとくBB の「フレッツ光 v6プラス」のサービスです。
料金も安く、通信速度もしっかり出ている、v6プラス対応のレンタルルータも提供されるので、ルータを何を用意すればよいかわからないという方にも安心ですね。
v6プラスを利用するには光コラボの回線でなければいけないと思っている方が多いですが、GMOとくとくBBのように、v6プラスをプロバイダ単独の契約で提供しているところがあります。
ワケあってフレッツ光から光コラボに乗り換えれないという方でもv6プラスが利用できますので、是非、確認してみてください!
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